カスタムインストールで機能を選べません

LibreOffice4.1.6.2を使っております。インストールしている機能は、Writer・Calk・Impressのみで、Draw・Math・Baseは私の場合は必要では無いので、インストールしていません。

セキュリティの脆弱性を解消したいと思い、4.26-secfix(4.2.6.3)をダウンロードしました。いつものように、カスタムインストールから、機能を選びたいと思いましたが、以前のように、機能を選ぶ項目はなく、「オプションのコンポーネント」(辞書など)と、「追加のユーザーインターフェース言語」を選べるのみでした。

このまま「次へ」を進むと、すべての機能(WriterからBaseまで6つのすべての機能)がインストールされてしまうのではないかと思えるので、そこから先に進めず、キャンセルしましたので、インストール(アップデート)できていません。

仕様が変わってしまったのでしょうか?私のようにカスタムインストールで機能を選びたい場合は、どうすればいいのでしょうか? 教えて下さい。

なお、4.3.1.2(最新版)にアップデートする場合でも、事態は全く同じでした。

因みに、オフィシャルサイト(ja)の、「ヘルプ /インストール手順」を見ると、旧来の(3.5の例)方法で説明されていて、そこでは、カスタムインストールから「Program Module」(WordからBaseまで)を選べるように説明されていて、現在のバージョンに対応した説明になっていませんでした。

結論から申し上げると、「インストーラで機能を選択することは、実質意味がない上にバグを起こす可能性があるので削除されました」です。

LibreOfficeは、WriterやCalcやImpressといったすべてのプログラムは、実体は一つの実行ファイル(soffice)であり、Windowsのスタートメニューなどで表示されるWriterやCalcなどといったプログラムは、その実行ファイルを特定の機能で起動するランチャーに過ぎません。なので、DrawやBaseなどが不要だからといってインストールしないでいても、実際はランチャーだけがインストールされないだけなので、あまり容量の節約にもなりません。そのため、4.2のインストーラから機能の選択を行う部分が削除されました。詳しくは4.2のリリースノートをご覧ください。

そういうわけで、機能選択はインストーラから削除されましたが、実質あまり意味がないということで、気にせず4.2.6-SECFIXをインストールされるのがよいと思います。

また、オフィシャルサイトのヘルプの記述は間違いなので、これは修正すべきですね。ご報告ありがとうございました。

早速、的確なご回答をいただき、誠にありがとうございました。

4.2からそうなっていたとはつゆ知らず、きちんと調べもせず、質問してしまった不明を恥じております。

教えていただいたリリースノートも見て、もともとあまり意味のない仕様だったことを知りました。
アドバイスいただいたとおり、4.2.6-secfix、あるいは4.3.1.2に早急にアップデートしたいと思います。

ありがとうございました。

いえ、そんなに恐縮いただく必要はないですが、本件に限らず、メジャーバージョンを上げる際には、リリースノートは一読していただいたほうがよいかと思います(せっかく訳しているから、というのもありますが^^;)。よろしくお願いします。

これからは、バージョンを上げるときには、リリースノートをきちんと読むようにしたいと思います。ありがとうございました。