線や領域の色の初期値をかえるには?

Drawを良く使うが、図形を配置するごとに線の色を青から黒に変え、領域を塗りつぶしなしに変える。青い線や青い塗りつぶしを使うことはほとんど無いのに初期値になっているのはとても困る。おそらくどこかに設定があって、それを変えれば良いとおもうのだが見つからないので、ご存じの方は教えてください。

と思っていたが、今日いじっていると、線は初期時に黒になっている。しかし、領域はやはりブルーで塗りつぶされる。

  • 後からデフォルトを直接変更できる機能「自体」は存在しない。 ハードコードされている。
    https://opengrok.libreoffice.org/xref/core/include/svx/xdef.hxx#31
  • この背景色はDefaultスタイルの背景色の初期値として利用されている。
    https://opengrok.libreoffice.org/xref/core/sd/source/core/drawdoc4.cxx#165
  • 質問文の状況の解決にはテンプレートを用いることがおそらく想定されている。 Defaultスタイルの背景色を変更したら、そのファイルをotg形式で保存し、そのファイルを(関連付け経由等で)読み込ませる。otgをもとに作った実際の図面は普通にodg形式で保存する。

ソースを直してmakeすればよいわけですね。しかし、そこまでするのはちょっと面倒なので(必要性が高い時以外はそこまでしない)、テンプレートの使用を検討してみます。ありがとうございます。

himajin100000さんも書いておられるように初期設定を変更する機能は無いので、Drawを開いてから以下の手順で規定のテンプレートに登録するとよいです。

  1. サイドバーかF11キーを押して「スタイルと書式設定」を開く
  2. 「標準」をクリックして、右クリックメニューの「Modify」(変更)を選ぶ
  3. 線と領域をお好みの設定に変更する
  4. メニュー[ファイル]→[テンプレート]→[テンプレートとして保存]を選ぶ
  5. 「テンプレート名」と「テンプレートのカテゴリー」を選択と「規定のテンプレートにする」にチェックを入れて保存(画像参照)

テンプレートとして保存

これで次回からはお望みの書式になっているはずです。


青い線や青い塗りつぶしを使うことはほとんど無いのに初期値になっているのはとても困る

余談ですが、この色はMicrosoft Officeでも同じ色なんですよね…

やはり諸悪の根源ということですか。

そうかもしれないですよねぇ…

LibreOffice Designメーリングリストでオブジェクトの標準の色をTango SkyblueからLight Lime 2(パステルグリーン)に変えるという話が出ています。
英語ですが興味があれば議論に参加してみてください。

サイドバーを開いて、「T」のようなアイコンの「スタイルと書式設定」をクリックします。
リストの一番上に「標準」と書かれた書式があります。
右クリックして出てくる選択のとか「修正」(Modify)を選びます。
グラフィックの書式設定で、線、及び、領域で好きな色等を選んで、OKします。

あとは、図形を選ぶと、黒線、塗りなしなどで記入できます。

この「スタイルと書式設定」はカスタマイズしたり自分の設定を新たに追加したりできるのでお試しください。

なるほど、これは確かにその文書内ではそうなるみたいです。ありがとうございます。しかし、その設定で新規文書からそうなるわけではないので、必要を感じてたものにはちょっと足りませんでした。

Drawではないのですが、Writerの場合は、「スタイルと書式設定」が出てきません。しかし、ツールバーの設定で、「表示」-「ツールバー」-「図形描画オブジェクトのプロパティー」をチェックして、表示されたツールバーを気に入った場所に先にドラッグして配置しておきます。
図形描画のアイコン(線など)をクリックした後に、描画の前に一度、「図形描画オブジェクトのプロパティー」を操作して任意の線色、領域、線種、線幅を設定してから描画すると、そのドキュメントを編集している間は同じ描画オブジェクトのプロパティー設定で連続して描画できます。