Linux版とWindows版のWriterで同じ表示にしたい

LibreOffice 4.4.1.2 を使っています。

Ubuntu 14.04上のWriterで作成した文書をプロパティの「フォント埋め込み」を指定してodt形式で保存しました。

そのファイルをWindows8.1またはWindows7上のWriterで開くと段落の間隔と行間が異なって表示され、結果としてページ構成が乱れてしまいます。但し、一行の文字数は正確に表示されています。

何れのLibreOfficeもインストール後、特別な設定をした記憶はありません。

UbuntuとWindowsで同じ表示にする設定方法があるのでしょうか?

尚、この文書にはgifアニメを埋め込んでいる関係でpdf形式は使いたくありません。

2015/4/1追記

強引ですが、ページスタイル「行数と文字数」の「行数と文字数指定(行グリッド線のみ)」で、行数を固定すると回避できました。

詳しくはサンプルファイルを見てもらうといいのですが、まずページスタイル「標準スタイル」の「行数と文字数」を「行数と文字数指定(行グリッド線のみ)」で行数を指定します。
そして、段落スタイル「本文」の行間を「1行」に変更します。

ポイントは段落スタイルの行間をページスタイルの行に合わせるようにしているので、ほかの段落スタイルが行間を比率などで指定していると、それにつられてズレていくのでお気をつけ下さい。

バッドノウハウで良い方法ではないのですが、とりあえず回避ってことで。


以前の回答

回答ではないので解決策ではないですが調べてみました。
フォントが埋め込んである同じ文書をDebian SidとWindows 7で開いてみました。

行の折り返しは同じですが、質問のように行間だけ違いますね。(元の文書の行間は160%と広めです)

bugzillaを「line spacing height windows linux」で検索したところ、おそらく近いのがこれじゃないかなと

UNCONFIRMED(未確認)だそうで、わかりやすいサンプルを作って提示する必要があるのではないかな?というところで時間切れになってしまいました。
とりあえず、バグとして登録されている事は確認できたという事で、ごめんなさい。

nogajun さん、ご検討ありがとうございます。

ご指示の Bug 65982 微妙ですね。当面、Linux版とWindows版のファイルを用意して配布するとこにします。

そうですね。今のところ対処方法は、2バージョン用意するしかないようです。
時間ができたら検証してみます。ごめんなさい!

お手間をお掛けしますが、よろしくお願いします。

バグのほうはまだ調べてないのですが、思いつきでページスタイルで固定する方法を試したらうまくいったので追記しました。

nogajun さん、再現できました。

見出しと本文との間隔が行数に規制されるため若干見栄に問題が残ることと、一行の文字数が43文字以下に制限されるのも少し辛いところがありますが、2種類の文書を用意することを思えば十分に実用になる方法だと思います。次回の配布文書でトライします。

素晴らしい方法を提案して下さって感謝します、ありがとうございました。

分かったことがあります。
日本語フォントを使用している場合は行数は不揃いになってレイアウトは崩れますが、英語フォントを使用していると行数は揃って崩れません。
なので、上に挙げたbugzillaのバグと状況がちょっと違うようです。

LibreOffice 5.3.0beta1から新レイアウトエンジンに変わったそうなので調べてみました。
IPAフォントで適当に文章を流し込んでWindows版で作成した文書をLinux版で開いたところ、同じレイアウトで表示されました。

ということで、5.3からはバッドノウハウを駆使しなくても良くなりそうです。