Calcで、行を挿入するとOLEオブジェクトがズレる

Ver. 25.2.4.3 Windows x86_64です。

Calcで、OLEオブジェクトのアンカーをセルにしていても、行の挿入で元の位置のままになる(アンカーをページにした時のように、相対的に上にズレる)ことがあるのは仕様なのでしょうか?

再現できなかったので、もう少し情報をいただけないでしょうか?
ファイル形式はods、エクセル(xls,xlsx)のどれでしょうか?
また、OLEオブジェクトの種類は何でしょうか?

(いつもそうだけど)当方でも「この設定でこの手順なら100%再現する」というところまでは行っていません(出そうと思っても出てくれない)。
ファイル形式はODS 1.4拡張、挿入したのはWriterファイル(ODT 1.4拡張)です。

OLEオブジェクトがある行の上に
・右クリック → [下に行を挿入(B)]
・Ctrl + Shift + V (形式を選択して貼り付け) → [全て(G)]と[下へ(R)]にチェックして[OK]
を行っていると、画面外(下にスクロールしないと見えない)の当該部に、いつの間にか発現しています。

Bugzillaにも無いようなのですが、当方が直面するバグ?はいつもこんなのばかりだなぁ。

バグを再現できました。
test123318.ods (19.1 KB)

OLEオブジェクトより幅が狭く、OLEオブジェクトの行数以上のセルを挿入しようとすると発生するようです。
テストファイルではA3からH9にOLEオブジェクトがあり、アンカーはA3です。
A1:B10を選択し、コンテキストメニューから「挿入」-「セルを下に移動」します。
OLEオブジェクトのアンカーは、元あった場所の9行目より下へは移動しないようです。
3.3.0では動作しますが、3.4.6では既にバグは存在します。

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test123318.odsは当方の事象とはちょっと違いますが、やはりバグなのでしょうかねぇ。

当方の事象は、
・行の高さはOLEオブジェクトより高い
(1) 例えばOLEオブジェクトをA10に挿入し、アンカーもA10に設定
(2) 1行挿入すると、OLEオブジェクトがA10の位置のまま(本来はA11に来なければならないので、相対的に上にズレていることになる)
(3) この時、OLEオブジェクトを選択すると、アンカーはA11になっている
(4) しかし、OLEオブジェクトを選択後、十字キーで下に移動しようと、↓キーを押した瞬間、アンカーがA10にジャンプする
というものです。

Sabr0さんのサンプルファイルを試してみましたが、OLEオブジェクトだけ移動する距離が短いようですね。
もう1回移動させると更に下には移動しました。

Version: 25.2.3.2 (X86_64) / LibreOffice Community
Build ID: bbb074479178df812d175f709636b368952c2ce3
CPU threads: 4; OS: Linux 5.10; UI render: default; VCL: gtk3
Locale: ja-JP (ja_JP.UTF-8); UI: ja-JP
Calc: threaded

私の方でも動きを確認できました。
ただ、挿入行数が小さい(4行)くらいであれば、正しくOLEオブジェクトも移動しました。
しかし、10行ぐらいの移動では、ズレが生じました。

Version: 25.2.4.3 (X86_64) / LibreOffice Community
Build ID: 33e196637044ead23f5c3226cde09b47731f7e27
CPU threads: 8; OS: Linux 6.11; UI render: default; VCL: gtk3
Locale: ja-JP (ja_JP.UTF-8); UI: ja-JP
Calc: threaded