対象ver : 24.2.5.2以降 (以前も該当するかもしれません)
OS: Windows 10, Ubuntu 20.04
①Impressで表を挿入。(何列でも何行でもOK。)
②表を全選択し下部中心の□にカーソルを移動し、上下矢印になったら上に押し上げ行幅を狭める。
③フォントサイズを小さくしたほうが分かりやすいので、ここでは10.5 ptとする。
④1行を範囲選択して、右クリック⇒挿入⇒上に挿入(下に挿入)⇒行が挿入されるが狭めた幅ではなく、①で挿入した表の行幅で挿入される。（表の中段で挿入しても同じ）フォントもデフォルトの18 ptで挿入される。
＊ 列に関しては、設定された幅が維持された状態で挿入できます。
想定している動作としては、セルのサイズと書式設定のされたセルを右クリックして挿入した際に、その設定が適用された状態で挿入された欲しいのですが、これは不具合でしょうか？
バグだと思います。
挿入された行の一番左のセル（列なら一番上のセル）は必ず標準の18ptになります。
既にあるバグレポならこれが近そう。Drawでもなります。
https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=151268
Ver.6.0では発生せず、Ver.6.1で発生したため
bibisectしたところ、下記変更のどこかに原因がありそうです。
https://git.libreoffice.org/core/+/dfefe448c41921f2f1e54d3f69b8b9e89031d055%5E%21/
tablemodel.cxxのどこで書式設定しているのか私にはわかりませんでした。
ちなみに
右クリックメニューの[挿入]>[行の挿入]から
複数行を挿入した時
18ptになるのは追加された1行目左セルのみでした。
Impressで、「挿入」ー「OLEオブジェクト」ー「OLEオブジェクト」で、Calcの内容を貼り付けるのが、美しく使えるようです。
お試しを。
