現在、ミャンマ語での動作確認をバージョン24.8.4.2で行っています。
一つのセルにミャンマ語を入力し、フォントが「Arial」になっていたので「pyidaungsu」に変更し、xlsx形式で保存した。
その後、当該xlsx形式ファイルをCalcで開きミャンマ語を入力した
セルのフォントを確認すると「Arial」になっていた。
保存前と保存後再open時のフォントの相違が発生するのは
「pyidaungsu」時のみのようですが、当該挙動は仕様なのでしょうか?
・当該xlsxファイルのスタイル:標準:「フォント」タブで西洋
言語に「pyidaungsu」を指定すると「游ゴシック」に変わって
いたりとよくわからない挙動を示しました。
仕様というよりはバグがあるようにも思います。
ods形式で保存した場合には起きません。
xlsx形式で保存すると、
西洋諸言語フォントのLiberation Sansが「Arial」に変更された。
(LibreOfficeがインストールされていない人への配慮かもしれない)
xlsxを開いた時、
西洋諸言語は「pyidaungsu」であるものの、アジア諸言語のデフォルトフォントや、複合文字言語のデフォルトフォントが優先される。
1セル1言語のExcelと、多言語対応のCalcの仕様上の違いかもしれません。
この問題、Writerでdocxの場合には起きません。
ods形式での運用は難しいでしょうか?
ちなみにミャンマー語はLibreOfficeでは複合文字言語の「ビルマ語」でした。
ご回答ありがとうございます。
「1セル1言語のExcelと、多言語対応のCalcの仕様上の違いかもしれません。」を解決策とさせていただきます。
また、「ods形式での運用は難しいでしょうか?」ですが
EXCEL使用者への配布が多数なので、ods形式での運用は
できないと判断しています。
25.2で試していますが、複合文字言語を設定してxlsxで保存した時に保存されないようですね。
セルの書式設定→フォントで複合文字言語を設定していても開き直すとデフォルトに戻ってしまっていました。
xlsxのファイル形式の問題か、Calcからのエクスポートのバグなのかはわかりませんが、バグ報告をされるのも手かと思います。
https://wiki.documentfoundation.org/QA/BugReport/ja
開発版で修正されているか試す場合は、以下からダンロード可能です
https://dev-builds.libreoffice.org/daily/master/