LibreOffice4.2.5のファイルを4.3.2で開いたとき、正しくないフォントで表示される

OS X 10.10で動くLibreOfficeを4.2.5から4.3.2へ、アップグレードしました。
その環境で過去にLibreOffice 4.2.5で作成した .odg 形式、.odp 形式のファイルを開いたところ、フォントに「ヒラギノ角ゴ Std」を表示する箇所が異なるフォントで表示されていました。

以下のような手順をおこないました。

  1. 4.2.5上でフォント名に「Hiragino Kaku Gothic Std」を指定してファイルを保存。
  2. 4.3.2上で1.で保存したファイルを開くと、フォント名が「Hiragino Kaku Gothic Std」だが、
    表示されているフォントが異なる(デフォルトフォント?)
  3. 4.3.2で「ヒラギノ角ゴ Std」にするためにフォント名に 「ヒラギノ角ゴ Std」を指定(選択可能なフォント名は日本語名)して目的の表示に。

現在は、設定、 LibreOffice >フォントの種類 から「置換テーブル」を設定して暫定的に対応しています。

[質問]
同じ環境で同じフォント指定をしているはずなのに、LibreOfficeの異なるバージョンでファイルを開くと表示が違ってしまう( 上記 2. の部分)、これは仕様でしょうか?

以下のスクリーンショットでは4.2.5のファイルを4.3.2で開いたときのものです。フォント名に「Hiragino Kaku Gothic Std」が指定されています。

直接の回答になっていませんが、OS Xにおいて、「フォント名が文書内に英語名で保存されてしまう」「他のプラットフォームや旧バー^ジョンで編集したファイルで和名フォントが保存されているとフォントが正しく引けない」のはLibreOffice4.2系の不具合です。

暫定対策として、OS Xのフォント周りのコードを4.1以前に合わせる対策が取られましたが、その影響で、4.2で作成した文書が4.3以降で正しく読めなくなってしまっています。

本来なら「文書内に埋まっているフォント名が英語であれ日本語であれフォントを正しく引けなければならない」「表示されるフォント名は表示言語(この場合は日本語)であるのが望ましい」のですが、このような恒久対策を取ることができる開発者(OS XもCJKフォント周りも)がちょっといないため、解決に至っていません。どなたか、OS Xユーザーの方でチャレンジしてくださる方がいればよいのですけどね……。

回答ありがとうございます。対処法についても「置換テーブル」の設定で対応できますので現時点ではそちらを使おうと思います。

なるほど、置換テーブルを使うのは良い手ですね。