Writerで超長文を扱っていると後ろが消える

Writerを縦書きにして、超長文(40万文字以上)を扱っています。
氣付いたらたまに、後ろの方が消えていたりするのですが、これは修正されますかね?

安定版の方で起こりました。

詳細なバージョン情報を教えていただけますでしょうか?
ヘルプ→LibreOfficeについて→バージョン情報
の隣のアイコンをクリックすると、クリップボードに詳細なバージョン情報がコピーされますので、こちらを貼り付けいただければと思います。
ss1

また、先週、新しいバージョン25.8がリリースされてますので、こちらのお試しをご検討いただければと思います。

以下の2つのバージョンで、400万文字以上のWriterファイルを縦書きにしてみましたが、再現しませんでした。

Debian 11
Version: 25.8.0.4 (X86_64)
Build ID: 48f00303701489684e67c38c28aff00cd5929e67
CPU threads: 4; OS: Linux 5.10; UI render: default; VCL: gtk3
Locale: ja-JP (ja_JP.UTF-8); UI: ja-JP
Calc: threaded
Version: 25.2.5.2 (X86_64) / LibreOffice Community
Build ID: 03d19516eb2e1dd5d4ccd751a0d6f35f35e08022
CPU threads: 4; OS: Linux 5.10; UI render: default; VCL: gtk3
Locale: ja-JP (ja_JP.UTF-8); UI: ja-JP
Calc: threaded

状況をもう少し詳しく教えていただけますか?
消えているとうのはデータがなくなるのでしょうか?それとも表示がされていないという状況でしょうか?

発生する条件は絞り込めますか?40万文字以上の場合のみ起こりますか?横書きでも起こるのでしょうか?

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この規模の長文だと縦書きはかなり動きが遅くなりますね。横書きではサクサク動くので、パフォーマンスの問題はありそうです。

ファイルの最後が消えていると言われるケースでは、実はまだファイルが読み込みできていない、ということはありえますか?

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手元の環境(Windows版 25.8)ですが、450万文字程度の縦書き文書を作成して試してみました。一度保存してから開いた時に、全文が読み込まれるまで時間がかかるようで、表示が追いついていない時に、文書の後ろが消えている(まだ見えていない)ように見えました。読み込みが完了すると文書の最後まで正しく表示されました。
なお、同じ文字数でも横書きの場合、瞬時に読み込みされました。

Version: 25.8.0.4 (X86_64)
Build ID: 48f00303701489684e67c38c28aff00cd5929e67
CPU threads: 8; OS: Windows 11 X86_64 (build 26100); UI render: Skia/Vulkan; VCL: win
Locale: ja-JP (ja_JP); UI: ja-JP
Calc: CL threaded

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遅くなりました。どういう状況で起こるのかを検証していました。
その前にバージョン情報はこちらです。

Version: 25.2.5.2 (X86_64) / LibreOffice Community
Build ID: 03d19516eb2e1dd5d4ccd751a0d6f35f35e08022
CPU threads: 12; OS: Windows 11 X86_64 (10.0 build 26100); UI render: Skia/Raster; VCL: win
Locale: ja-JP (ja_JP); UI: ja-JP
Calc: CL threaded

検証した所、全体のフォントを変更すると、十回に数回程度、表示されないページがありました。もう一度全体のフォントを変更すると、表示されていなかったページが復活しました。
あと、表示が落ち着くまで、時間が掛かりますね~
処理時間が2分を超えました(汗)

新人は画像が一つしか貼れないとの事なので、全体のフォントを変更する前と後を貼ります。表示されているページが510ページから836ページに増えます。本来はここまであるデータです。

400万文字のファイルに画像も2枚入れてみました。画像を選択して開く、を押した時に時間はかかりますね。

全体を選択してフォント変更しても、特に再現しないですね。Linuxだからでしょうか?
フォントのドロップダウンリストを出す時に1回目のみ遅かったですが、消えたりはしませんでした。

検証ありがとう御座います。
新しいバージョンでも試してみました。私の環境ではやはりページが消えました。Windows11を使っています。

Version: 25.8.1.1 (X86_64)
Build ID: 54047653041915e595ad4e45cccea684809c77b5
CPU threads: 12; OS: Windows 11 X86_64 (build 26100); UI render: Skia/Raster; VCL: win
Locale: ja-JP (ja_JP); UI: ja-JP
Calc: CL threaded

私の環境でも十回やって数回消える程度と、文字自体は消えてなさそうなので、氣にするほどではないのかも知れませんが、直せないのかな~ 不安定だな~ という印象ですね(汗)

手元の設定環境の問題と切り分けるために、セーフモードを試してみてはいかがでしょうか?

  • LibreOfficeのメニューからヘルプ→セーフモードで再起動
  • 再起動してセーフモードダイアログで、「セーフモードを続ける」をクリックします。

読み込みが遅いだけの可能性はありますか?ページ数は読み込むごとに増えていくかと思います。途中で読み込みが完全に止まってしまうのでしょうか?

読み込みが遅いパフォーマンスの不具合は、LibreOfficeカンファレンスの発表では触れたのですが、まだBugzillaには報告していないです(すでに類似のものがあるかもしれません)

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フォントによって違いはありますか?
IPAmj明朝だとうまくいくとかはあるのでしょうか?

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セーフモードを試しましたが、同じでした。

『読み込みが遅いだけ』という事ではないでしょうね。動く様になるまで数分待っているので。
ページの表示が、途中までで完全に止まります。

感覚ですが、ファイルを開いて最初の数回はフォントの変更が上手くいき、繰り返すと、ページの表示が途中で止まる事が増えている様です。フォントによる差もあるのかも知れません。文字数は変化ないので、ちょっとした異常だとは思うのですが・・・・

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ハードウェアの性能はいかがでしょうか?
お示しいただいたら、私の方で同様な性能で試してみたいと思います。

これで分かりますかね? ノートPCです。

プロセッサ AMD Ryzen 5 5625U with Radeon Graphics(2.30 GHz)
実装 RAM 16.0 GB (15.3 GB 使用可能)
システムの種類 64 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ

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提示ありがとうございました。
性能的な問題はなさそうに思います。

次のことを試してください

  1. 問題の文書ファイルをコピーしてください
  2. コピーしたファイルをWriterで開いてください
  3. Ctrl + A キーを押してテキストを「すべて選択」してください
  4. Ctrl + M キーを押して「直接設定した書式を解除」してください

これで文章を確認して消えますか? 消えれば消えなければ書式の問題です。そうでなければ別のことが原因です

消えませんでした。書式に問題はないという事ですね。

ごめんなさい。私、逆のことを書いていました。
自分の発言の正しくは「消えなければ(正しく表示されれば)書式が問題です」です。

何があったのか

LibreOfficeは文書を内部でHTMLのような形で管理しています。書式を付けるとその度に書式範囲の前と後ろにタグをつけます。おそらく、そのタグペアが崩れたので、見えたり見えなかったりしたのだと思いました。
書式を解除すると、そのタグペアが削除されてテキストのみになります。結果、最後まで表示されたということです。これはLibreOffice Writerだけでなく、似たような管理をするMicrosoft Wordでも起こる現象です

解消方法

Writerで長文を扱う場合は、章ごとに文書を分割してマスタードキュメントという機能で1つにまとめて本として扱います。そして書式は、直接設定せずスタイルを使って設定します。

質問者の方の事象は明らかなバグですが、想定された使い方ではなく想定外の使い方をされているので、この事象の原因を探ることも難しいですし、それが起こるはっきりとした原因がわからない限り直らないと思います。

とりあえず、これを避けるには、書式をすべて解除したファイルに改めて段落スタイル、文字スタイルを使って書式を当て直される以外に方法はないように思います

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