ヘッダーに挿入した章名が見開きで同じになってしまう

  • Writerで見開きページを使用。
    • レイアウト設定:左右対称。
    • ヘッダー:左右のページで同じ内容からチェックを外す。
  • ページでヘッダーに挿入→ページ数、章名。
  • 確認用に目次を挿入。
  • 表題(章名)とダミーテキストを適当に入れる。

[問題]

左右で別の章名が入らない。
6ページにも7ページにも「表題のC」が入ってしまっているが、
6ページには「表題のC」、7ページには「表題のD」が入って欲しい。

「章名」の扱いが良くわかりません。
目次で取得できているので、該当ページになったら対応する章名にできるんじゃないかと思うんですが、方法はありますでしょうか。

見開きヘッダーに見出し.odt

解決しました。
ページの先頭のスタイルを「中見出し」ではなく「タイトル余白」にしていたのが原因でした。

解決方法:「タイトル余白」の行を削除→改ページを一度削除→再度改ページ

で、ヘッダーに挿入した「章名」が変更されました。
ヘッダーの「章名」にあたる段落が、1行目にないとダメだったのが想定外でした。
改行で空きを整えるのをやめます。

LibreOfficeの段落スタイル管理を理解しきっていないので、もう少し勉強しようと思います。
「次に続くスタイル」の扱いがフワフワなまま使っていました。

よかったですー!同じ結論になってたところでした。とりあえず、ここまで書いたのを消すのも、もったいないので投稿しておきます。


原因がわかりました。「タイトル欄余白」です。これのある行を削除して、改ページをつけなおすと章名もきちんと付きました。しかし、空行があるだけで見出しの名前が章名に反映できないのは謎で、これはバグのような気がします。(ナビゲーターのアウトラインは、ちゃんと取れているので)

結論としてはバグが原因ですが、レイアウトのためにスタイルだけの空行を使うのは想定外だと思うので、使い方との複合技で表面化した感じでしょうか。

ということで、レイアウトのための空行を使わないようにするには、見出しのスタイルに段落上部の間隔段落下部の間隔を追加するとよいです。ただ、そのまま追加すると全部の見出しが変わってしまうので、新規に少し変更したスタイルを追加して変更すると良いです。イメージはこんな感じです。

  +-見出し               ← 見出し全般に共通する設定だけ
  | +-見出し1           ←見出し1はアウトラインレベル1の書式
  | | + 見出し1間隔広め  ←見出し1の設定を少し変える場合は、自分でスタイルを作って下にぶらさげる 
  |   ︙

スタイルのレイアウト調整は、スタイルを適用しておいてから、サイドバーのプロパティから変更するとリアルタイムに変更できるので見ながら調整、最後にスタイル名横にあるUpdate Selected Style(選択したスタイルを更新)ボタンを押すと設定した書式をスタイルに反映できます。操作を簡単な動画にしたので、これを見てもらうほうが早いかも。

訂正追加

夜中に書いてたのでボケた事を書いてました。

アウトラインレベルを見ると、確かにちゃんとアウトラインレベル1で揃っているので、章名に出ないとおかしいですね。

段落スタイルの入れ子は、おかしいのですが(中見出しの下に目次ではなく、本文の下に持ってきたほうが良い)、アウトラインレベルとは関係がないので、これは影響は無いはず。

目次の見出し辺りが原因っぽいですが、もう少し調べます。


最初の解答

無茶な使い方をしているのがわかったので説明用のサンプルを作りました。

pagestyle.odt

まず、ページスタイルの使い方が間違ってます。

LibreOfficeは、MS Wordではありません。
LibreOfficeは、それぞれのページの役割ごと(添付したpagestyle.odtでいうなら表紙、目次、右ページ、左ページ)にページスタイルを作る必要があります。そして、それらを「次に続くスタイル」でつなぐ形で設定します。(図参照)

添付のサンプルでは、最初のページ→目次(新規に作成)→左ページ→右ページの左右ページのループとつなげています。


「章名」の扱いが良くわかりません。

見出しには「アウトラインレベル」が設定されていて、そのレベルの見出しを表示しているだけです。

アウトラインレベルは10段階あってデフォルトの見出し1から見出し10までにそれぞれ設定されています。レベルの確認は段落スタイル書式の「アウトラインと番号付け」を見ます。


見開きヘッダーに見出し.odtを見ると、LibreOfficeのスタイル自体を理解されていないように見えました。(LibreOfficeのスタイルは、MS Wordのスタイルとは違って、それぞれのスタイルはDTPのように各パーツごとの書式管理をしていて、段落スタイルはHTML+CSSのCSSのように書式が上から下へ継承されていきます。)

慣れていないのであれば最初から独自に作ろうとせず、すでに在るスタイルを使って、その書式を変更して利用するところから始めるのはいかがでしょうか。

pagestyle.odtでは分かりやすいように、それぞれのスタイルの背景に色をつけています。スタイルを探すときの参考にしてください。

すみませーん。夜中に書いてて元ファイルの調査が抜けてたので追加しました。

新規に作り直すとちゃんと章名が振られるので、どこかで何かがヘンになっているのは確かですが、原因が不具合なのか操作か切り分けられないので、もう少し待ってください。